---------------------------------------------------------------------------- ステラナビゲータ Ver.5 Meade Autostar Control Copyright(C) 1997-1999 AstroArts ---------------------------------------------------------------------------- このファイルには、ミードのAutostarを制御する追加モジュールのセットアップ 方法などが記載されています。 ■制限事項 本モジュールが対応している Autostar はver.1.3b です。それ以前のバージョン の Autostar をお使いの場合は、『ミード・Autostar最新ROM』ページから、最新 のROMアップデータをダウンロードし、Autostarをアップデートしてお使いください。 『ミード・Autostar最新ROM』ページ: http://www.astroarts.co.jp/products/autostar/ ■セットアップ方法 追加モジュールの入手方法により、以下のいずれかの手順でセットアップを行な ってください。 セットアップが完了すると、「望遠鏡の設定」ダイアログの望遠鏡コントローラに 「ミード Autostar」が追加されます。 1.フロッピーディスクからのセットアップ ステラナビゲータ Ver.5 Autostarコントロール・セットアップディスク をドラ イブにセットします。次にマイコンピュータからフロッピーディスクのアイコンを 開き、ディスク内のSn5atstr.exe(またはSn5atstr)を起動してください。インスト ーラが起動されたら、あとは表示されるメッセージに従ってセットアップを行なっ てください。 2.インターネットからダウンロードした場合のセットアップ インターネットを利用して本追加モジュールを入手された場合は、ダウンロード したSn5atstr.exe(またはSn5atstr)を起動してください。インストーラが起動され たら、あとは表示されるメッセージに従ってセットアップを行なってください。 なお、ダウンロードしたSn5atstr.exe(またはSn5atstr)はセットアップ終了後削除 しても動作には影響ありません。 追加モジュールはハードディスクにコピーされます。セットアップ時に必要なハー ドディスク空き容量は、1MB程度です。 このファイルはセットアップ完了後にも「スタート」メニューから「プログラム」 「StellaNavigator Ver.5.0」の「Autostarコントロールについて」を選択すると、 表示できます。 ■変更履歴 ---------- 1999/06/14 ---------- ・テスト版リリース ---------- 1999/09/28 ---------- ・Autostar(ver.1.3b)対応版リリース ■望遠鏡使用上のご注意 1. 太陽を直接見ないでください。 太陽観測で直接太陽を見ると失明の恐れがあり大変危険です。太陽を観測する場 合は指導書などに従って、安全を十分に確認した上で行なってください。 2. 周囲の安全を確認してください。 コンピュータにより望遠鏡を制御する際は、周囲の人物や機器などへの安全確保 に対する配慮を十分に行なってください。遠隔操作による無人運転は危険ですので おやめください。 3. 使用説明書をお読みください。 望遠鏡に同梱されている警告・注意文および使用説明書を熟読された上で安全に ご使用ください。 ■アンインストール ステラナビゲータ Ver.5 Autostarコントロール のアンインストールはコントロ ールパネルにある「アプリケーションの追加と削除」で行ないます。一覧から 「StellaNavigator Ver.5.0 - Autostar コントロール」 を選択して、追加と削除」 ボタンをクリックするとアンインストールされます。 なお、ステラナビゲータ Ver.5本体をアンインストールする場合には、必ずステ ラナビゲータ Ver.5 Autostarコントロール をアンインストールしてから本体のア ンインストールを行なってください。 ステラナビゲータ Ver.5 Autostarコントロール を削除しないまま本体をアンイン ストールすると、ファイルが正常に削除されない場合があります。 ■お問い合わせ先 (株)アストロアーツ ユーザーサポート係 E-Mail:support@astroarts.co.jp 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-9-5 北村ハイツ1F TEL:03-5350-0691 FAX:03-5350-0695 ※お問い合わせは、できるだけ電子メールにてお願いします。 ※追加モジュール以外のお問い合わせは、望遠鏡メーカーへお願いします。 ■AstroArtsホームページ アストロアーツのホームページには、ステラナビゲータ Ver.5の最新データや天 文に関する情報が掲載されています。 ホームページURL http://www.astroarts.co.jp/index-j.html ■『ETX望遠鏡で天体を導入しよう!』 ETX望遠鏡+Autostarとステラナビゲータを接続し、天体を自動導入してみましょう。 ●ETX望遠鏡+オートスターの準備 まず、ETX望遠鏡のセッティングとアライメントをします。 1)ETX望遠鏡を三脚に取り付け、ホームポジションにセットしたあと、鏡筒が北を 向くようにセットします。 2)ETX望遠鏡とAutostar、パソコンをケーブルで接続します。 3)ETX望遠鏡の電源を入れます。 4)Autostarで、日時設定、観測地設定をします。 (一度、観測地設定がしてあれば、次回から省略できます。) 5)アライメントをします。 「イージー」または「ワンスター」「ツースター」アライメントをします。 アライメントの際、ステラナビゲータで星図を表示しておくと、アライメント の基準星を探すのに便利です。 ●ステラナビゲータと望遠鏡の接続 ここからは、ステラナビゲータ Ver.5での操作手順です。 1)ステラナビゲータで「ツール」メニューの「望遠鏡コントロール」を実行します。 「望遠鏡コントロール」ダイアログが表示されます。 2)「望遠鏡コントローラ:」で「ミードAutostar」を選択します。 3)「COMポート:」でAutostarを接続したポートを選択します。 4)「現在位置表示」「コントローラ表示」をオンにします。 5)「接続」ボタンをクリックします。 ETX望遠鏡とパソコンが接続され、星図の中に赤い望遠鏡現在位置マークが表示 されます。 また、画面にコントローラが表示されます。 6)「閉じる」ボタンでダイアログを閉じます。 上記の手順で、望遠鏡の接続設定をすると、設定内容が記憶され、次回の接続か らは、「望遠鏡」ツールバーの「望遠鏡接続」ボタンで、接続/切断をコントロ ールできるようになります。 画面のコントローラは、 Autostarと同じように、ETX望遠鏡のコントロールがで きます。 ●天体の自動導入 では、なにか天体を自動導入してみましょう。 1)ステラナビゲータ Ver.5の星図で、見たい天体をクリックします。 「天体情報パレット」が表示されます。 2)「天体情報パレット」の望遠鏡ボタンをクリックします。 ETX望遠鏡がその天体へ自動導入されます。 星図の赤い望遠鏡現在位置マークが、目的の天体に移動します。 ETX望遠鏡から『ビー』とブザーが鳴れば、導入完了です。 ●「シンクロ」の手順:自動導入の精度を上げるには 望遠鏡をのぞいてみて、目的の天体が視野の中央に導入できていない場合は、 微調整と「シンクロ」操作を行なって、自動導入の精度を上げます。 最初のアライメントの設定だけでは、自動導入の精度が充分でなく、目的の天体 が望遠鏡の視野の中央に正確に導入できないことがあります。その場合「シンクロ」 操作を行なって、自動導入の精度を上げます。 1)ステラナビゲータ Ver.5の星図で、見たい天体をクリックします。 「天体情報パレット」が表示されます。 2)「天体情報パレット」の望遠鏡ボタンをクリックします。 ETX望遠鏡がその天体へ自動導入されます。星図の赤い望遠鏡現在位置マークが、 目的の天体に移動します。 ETX望遠鏡から『ビー』とブザーが鳴れば、導入完了です。 ★「天体情報パレット」は表示したままにしておきます。 望遠鏡をのぞいて、目的の天体が中央に導入されていなければ、次の「シンクロ」 の手順を実行します。 3)画面のコントローラの「上」「下」「左」「右」ボタンをクリック、あるいはAuto starの方向キーを押して、目的の天体が視野の中央に入るよう、微調整します。 このとき、星図の望遠鏡現在位置マークが、目的の天体からずれて表示されます。 4)画面のコントローラの「同期」ボタンをクリックします。 すると、星図の望遠鏡現在位置マークが目的の天体に表示されます。 ※目的の天体を自動導入してから、「同期」ボタンをクリックするまで、星図のほか の天体をクリックしないよう、ご注意ください。 以上