Persephoneさそり座ξとΣ1999

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NexImage5による重星撮影では100番目と101番目になります。眼視での観望でも100番目と101番目でした。さそり座ξは太陽系から92.5光年離れた3重連星系で、主星は離角1.1″で4.87等と5.16等の周期45.6年の連星です。伴星は光度差があるために口径6cmだと目視での分離は難しいことがありますが、撮影してみると分離できました。Σ1999は、さそり座ξのすぐそばにある重星で、低倍率ではさそり座ξとΣ1999は同一視野に見えます。主星となる2星は平均距離19auで太陽-天王星間の距離だけ離れていて、伴星は主星から210au離れています。さそり座ξとΣ1999の距離は約8000auで重力的に束縛しあっていて全体として5重連星系となっていて、Σ1999A、Σ1999Bはさそり座ξD、さそり座ξEともいわれます。Σ1999A、Σ1999B両星間の平均距離は329auで太陽-海王星間の距離の11倍あります。

#47041
2018年4月8日 23時36分0秒 露出 1.04秒
東京都練馬区
望遠鏡:ビクセン イカルスD60L(旧シリーズ)
カメラ:セレストロン NexImage5
910mm
RegiStax6 スタック処理とウェーブレット処理 PaintShopPro7 色調整、トリミング等
上段がビニングなしでさそり座ξを撮影したもの、下段がビニング4でさそり座ξとΣ1999を撮影したものです。左側がスタック処理とウェーブレット処理をした後の画像で、右側がPaintShopPro7で余分な光点を取り除いて色調整をした後の画像です。T=1/5秒、52fpsで撮影した動画から、それぞれ、枚中217枚および枚中54枚をスタック処理に使ったので、露出に換算すると4.17秒および1.04秒となります。