AstroArts Topics

スーパーアース

低密度の系外惑星、「煮えたぎる海洋惑星」か

2022/12/22
恒星「ケプラー138」の周りを回る2つの系外惑星が、厚い水の層に覆われている可能性があると判明した。中心星に近いため表面の水は蒸発するが、高圧の深層では液体になっているかもしれない。

低温星のハビタブルゾーンで地球型惑星を発見

2022/09/13
表面温度が3000度以下の恒星LP 890-9の周りに、地球をやや上回るサイズの惑星が2つ見つかった。外側の惑星は水が液体で存在しうるハビタブルゾーンの中にある。

すばる望遠鏡による低温の恒星を巡る惑星探し、最初の発見

2022/08/02
すばる望遠鏡の近赤外線高分散分光器による赤色矮星の戦略的観測プログラムで、最初の系外惑星が見つかった。ハビタブルゾーンから出たり入ったりする楕円軌道を持つ。

小さな恒星の周りを1日未満で公転する地球型惑星

2021/09/30
すばる望遠鏡などによる観測で、質量が太陽の半分しかない恒星の周りを1日未満の超短周期で公転する惑星が2つ見つかった。どちらも地球より一回り大きいが、内部組成は地球に似ていると考えられる。

11光年彼方の恒星にスーパーアースの惑星系を発見

2020/07/02
太陽系から11光年彼方に位置する恒星「グリーゼ887」に、スーパーアースとみられる系外惑星が2つ発見された。

ハビタブルゾーンの惑星の大気から水蒸気を初検出

2019/09/18
地球から約110光年の距離にある系外惑星「K2-18 b」の大気から水蒸気が検出された。ハビタブルゾーンに位置する系外惑星での検出は初めてのことである。

31光年彼方のスーパーアース

2019/08/07
探査衛星「TESS」などの観測により、地球から31光年という近距離に3つの惑星を持つ惑星系が発見された。いずれも地球の数倍程度の大きさとみられており、岩石質で大気があれば液体の水も存在する可能性があるという。

太陽系から2番目に近い恒星にスーパーアース候補を発見

2018/11/16
太陽系から6光年の距離に位置する、2番目に近い恒星「バーナード星」の周りに、地球の3倍程度の質量を持つスーパーアースとみられる惑星候補が発見された。

低温のM型矮星を回る系外惑星を15個発見

2018/03/02
天の川銀河の多数派である、軽くて低温の「M型矮星」10個の周りに計15個の惑星が新たに見つかった。液体の水が存在するかもしれない惑星の存在や、太陽型恒星をめぐる惑星との統計的な共通点も判明しており、これまであまり探索が進んでいなかったM型矮星の周囲の惑星を知る重要な情報となる。

地球に似た組成の大気を持つスーパーアース

2017/11/21
地球から約40光年離れた系外惑星「かに座55 e」が厚い大気に覆われており、その組成が地球のものに似ている可能性を示す観測結果が発表された。

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12光年先の太陽に似た星に4つの地球型惑星

2017/08/15
12光年彼方の太陽に似た恒星「くじら座τ星」の周りに、地球サイズの惑星が4つ発見された。

生命の兆候探しに最適かもしれないスーパーアース

2017/04/21
40光年彼方の赤色矮星の周りを回るスーパーアースが発見された。ハビタブルゾーンに存在し大気があるとみられ、太陽系外生命の兆候を探すうえでのベストターゲットになるかもしれないと期待されている。

太陽系近傍で2例目、赤色矮星を回る新たなスーパーアース

2016/04/06
探査機「ケプラー」のデータから、約170光年彼方の系外惑星「K2-28b」が発見された。K2-28bは地球の2.3倍の大きさをもつ「スーパーアース」で、太陽系の比較的近傍で発見された赤色矮星の周りを公転する「トランジット・スーパーアース」としては世界で2例目となる。

地球から21光年先のスーパーアース

2015/08/10
地球からわずか21光年の距離にある系外惑星「HD 219134b」がスーパーアースであることが確認された。岩石惑星として、また恒星の手前を通過するトランジット現象を起こす系外惑星としては最も地球に近いもので、今後の観測からスーパーアースに関する様々な情報が得られると期待されている。

太陽と同タイプの恒星のハビタブルゾーンに地球サイズの系外惑星

2015/07/27
太陽のような恒星のハビタブルゾーンに位置する、地球の1.6倍の系外惑星「ケプラー452b」が発見された。

40光年彼方の“太陽”を横切るスーパーアース、地上から観測

2014/12/02
太陽に似た恒星「かに座55番星」の手前を地球の2倍サイズの惑星が横切るようすが、地上の望遠鏡で初めてとらえらえた。