★主な内容
- ヒッグス粒子 ─宇宙創世史に新しい見識を与える“神の粒子”─
新聞紙上をにぎわせたヒッグス粒子は素粒子の統一理論になくてはならない存在であり、その存在の有無が現在の素粒子論の方向性の正否を握っているといっても過言ではない。素粒子論だけではなく宇宙論にとっても重要であるので、詳しくその宇宙論的な意義を説明してみよう。
- 日食カウントダウン ケアンズ皆既まであと2か月
11月14日(現地時間)、オーストラリア・ケアンズで見られる皆既日食まであと2か月。日の出直後の観測となるために太陽高度が低いことや、天候条件、宿泊場所からの移動なども考え合わせると観測候補地はさらに限定された場所となりそうである。オーストラリアの観測地情報に関して紹介していこう。お待ちかねのツアー情報も必見。
- 星を追う卓上経緯台 スカイエクスプローラー SE-AT100N
ケンコー・トキナーから、コンパクトな卓上型経緯台に口径100mmのニュートン反射鏡筒を搭載したスカイエクスプローラー SE-AT100Nが発売された。コンピューターを内蔵したコントローラーを備え、自動導入はできないものの、「日周追尾経緯台」なので、望遠鏡の視野にとらえた天体を追尾し続けることが可能だ。
- 宇宙の公案II 09「星へ行くサル・17年後の旅立ち」
- キヤノンEOS 60Daで撮る散光星雲カタログ「ケフェウス座の散光星雲IC 1396」

ヒッグス粒子と宇宙論
提供/CERN
提供/CERN

ケアンズで黒い太陽を見る

星を追尾する経緯台

宇宙の公案II 09

夜明け前の金星食ギャリー
撮影/門田健一
撮影/門田健一