ASCOMのご利用方法

ステラショットからASCOM対応望遠鏡を制御する方法の詳細です。

2015年9月30日 更新

ASCOMのご利用方法

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概要

ASCOMは、望遠鏡の架台、フォーカサー及び撮像機器のコントロールを行うためのオープンな標準仕様で、さまざまな天文観測機器のドライバが提供されています。

ステラショットはASCOMの望遠鏡制御に対応しており、製品に望遠鏡制御モジュールが含まれていない赤道儀・経緯台についても、ASCOMのドライバを経由して制御することができます。

※ステラショットではASCOMのフォーカサー / CCDカメラ / ドームの制御機能には対応しておりません。

1.ASCOM Platformのインストール

まず「ASCOM Platform」をインストールします。

  1. ASCOMのDownload Centerより、最新のASCOM Platformをダウンロードします。
  2. ダウンロードした「ASCOMPlatformXXXX.exe」をダブルクリックしてインストールを行います。

ASCOM Platformのインストール

※途中、ユーザーアカウント制御のダイアログが出たら[はい]をクリックしてください。

2.シミュレータによる動作確認

  1. ステラショットを起動します。
  2. [設定]パネル→[望遠鏡(赤道儀)]セクションの[選択]ボタンをクリックして、[望遠鏡選択]ダイアログを開きます。
  3. [メーカー]で[ASCOM]、[望遠鏡]で[ASCOM]を選び、[OK]ボタンでダイアログを閉じます。
  4. [ASCOM Telescope Chooser]が開くので、中央のセレクトボックスで[Simulator]を選択します。
  5. [Properties]ボタンをクリックし、[ASCOM Telescope Simulator Setup]を開きます。
  6. [Auto Unpark/Track on Start]チェックボックスをオンにします。
  7. [OK]をクリックして、[ASCOM Telescope Simulator Setup]を閉じます。
  8. [ASCOM Telescope Chooser]で[OK]ボタンをクリックすると、シミュレータが動作します。
  9. [望遠鏡コントロール]ダイアログで[閉じる]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
  10. 星図上の適当な天体をクリックし、星図内UIの[同期]ボタンをクリックします。
  11. 別の天体をクリックし、星図内UIの[導入]ボタンをクリックして、望遠鏡マークが移動することなどを確認します。

3.望遠鏡別ASCOMドライバのダウンロード

ASCOMのドライバは下記のサイトにまとめられています。ご使用の機器に合わせたドライバをインストールしてください。

一部のSynScan搭載望遠鏡で接続・同期を行うには、EQASCOMドライバを利用します。

  • Telescope/Mount Drivers
    紹介されているドライバ
    • ACL Telescope Controllers
    • Astro-Physics GTO
    • Celestron Unified
    • EQMOD Project(EQASCOMドライバなど)
    • Gemini Telescope .NET
    • Generic LX-200
    • LittleFoot Controller Project
    • Meade LX200 Classic and Autostar #494, #495 and #497
    • Meade LX200GPS and LX200R
    • Meade MaxMount
    • PC-TCS
    • ServoCAT
    • Takahashi Temma
    • TheSky Controlled Telescope
    • Vixen SkySensor 2000
  • 星見庵日記番外編
    紹介されているドライバ
    • E-ZEUS
  • 株式会社ビクセン
    紹介されているドライバ
    • STAR BOOK TENドライバ(その他のSTAR BOOKシリーズについてもビクセン様にお問い合わせください)

4.ステラショットの接続

ステラショットからASCOM対応望遠鏡に接続するには、以下の手順を行います。

  1. 「ASCOMプラットフォーム」「お使いの望遠鏡用のASCOMドライバ」(いずれも無償)をお使いのPCにインストールします。
  2. [設定]パネル→[望遠鏡(赤道儀)]セクション→[選択]ボタンで[望遠鏡選択]ダイアログを開きます。
    [望遠鏡(赤道儀)]セクションのボタン
  3. [メーカー]から[ASCOM]、[望遠鏡]から[ASCOM]をそれぞれ選び、[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
    ステラショット[望遠鏡選択]ダイアログ
  4. [望遠鏡(赤道儀)]セクションの[接続]ボタンをクリックします。
  5. [ASCOM Telescope Chooser]ダイアログが表示されるので、お使いの望遠鏡のドライバを選択します。
    [ASCOM Telescope Chooser]ダイアログ

POTHの使い方

複数のソフトウェアで同時にASCOMを使う際には、ASCOMの追加ソフトである「POTH」を経由する必要があります。

※ただし、最新のASCOM TemmaドライバではPOTHなしでも複数クライアントからアクセス可能になっています。

以下の手順でPOTH Dome-Scope Hubの設定を行ったうえで、ステラショットに接続してください。

1. POTH Dome-Scope Hubの接続

  1. Windowsのスタートボタンから、[すべてのプログラム]‐[ASCOM Platform]‐[Scope−Dome Hubs]を選択し、「POTH Dome-Scope Hub」を起動します。
  2. [POTH Dome-Scope Hub]の画面右下の[Setup]をクリックします。
  3. 「POTH Setup」ダイアログが表示されますので、[Scope Connection]の枠内にある、「Choose Scope」をクリックします。
  4. 「ASCOM Telescope Chooser」が表示されますので、「お使いの望遠鏡にあったドライバ名」を選択し、「Properties...」をクリックしてCOMポートなどを設定し[OK]をクリックします。
  5. [POTH Setup]ダイアログに戻りますので、画面右上の[Connect]をクリックします。
  6. これでお使いの望遠鏡がPOTHと接続されますので、[OK]をクリックします。

以上で、「POTH Dome-Scope Hub」のパネルにお使いの望遠鏡の現在位置が表示された状態になります。

この「POTH Dome-Scope Hub」が、ステラショットやほかのソフトに対して望遠鏡の「代理」としてふるまいます。

2. ステラショットなどソフトウェアの接続

  • 接続手順の5.で、「ASCOM Telescope Chooser」で「POTH Hub」を選択します。
  • 他のソフトについても上記手順と同様にPOTHでほかのソフトの接続を行ってください。なお、「ASCOM Telescope Chooser」で望遠鏡の設定をする場合には必ず「POTH Hub」を選択してください。

3. 切断

望遠鏡の切断は、必ず接続とは逆の順序で、

  1. ほかのソフトとPOTHを切断する。
  2. ステラショット上で望遠鏡(POTH)を切断する。
  3. 望遠鏡とPOTHを切断する。

の順に行ってください。

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