------------------------------------------------------------------------ ステライメージ9・9.0oアップデータ Copyright (C) 1997-2024 AstroArts Inc. ------------------------------------------------------------------------ ステライメージ9・9.0oアップデータは、ステライメージ9のアップデート(機 能の追加や不具合の修正)を行うパッケージです。本アップデータをセットアッ プすることにより、ステライメージのモジュールが更新されます。 ■バージョンの確認 (1) ステライメージ9を起動します。 (2) 「ヘルプ」メニューから「ステライメージについて」を開きます。 (3) 「バージョン情報」ダイアログが表示されます。 バージョン情報に「9.0oアップデータ」、またはこれより新しいバージョン番 号が表示される場合は、本アップデータはすでにインストール済みですので、あ らためてインストールする必要はありません。 アップデータのバージョン番号が何も表示されない、または「9.0o」より古い 場合には、以下の手順でインストールを行ってください。 ■セットアップ方法 9.0oアップデータは、必ずステライメージ9をセットアップした後に起動して ください。また、ステライメージ9を実行している場合は、一旦これを終了して からアップデータを起動してください。 (1) 「Si9up90o.exe」(または「Si9up90o」)のアイコンをダブルクリックして、 アップデータを起動します。 (2) 「ようこそ」画面が表示されたら[次へ]ボタンをクリックします。 (3) 「使用許諾契約」画面では、表示される「ソフトウェア使用許諾契約書」を よくお読みいただき、承諾する場合には「使用許諾契約の全条項に同意しま す」を選択して[次へ]ボタンをクリックしてください。 (4) インストールが完了したらステライメージを起動し、「バージョン情報」ダ イアログを開きます。ダイアログに「9.0oアップデータ」と表記されている ことを確認します。 ■アンインストール ステライメージ9に組み込んだ9.0oアップデータを削除して以前の状態に戻す 場合は、ステライメージをアンインストールした後に、あらためてステライメー ジをインストールしてください。 ■変更点 ============================ 9.0oアップデータ: 2024/04/24 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・Nikon Z8 が出力した NEF 形式ファイルの読み込みをサポート ・PENTAX KF が出力した PEF 形式ファイルの読み込みをサポート ・各社デジタル一眼カメラおよびCMOSカメラのモデル一覧を更新 ●画像処理 ・メトカーフコンポジットでステラショット3に対応 □不具合修正 ●詳細編集モード ・「スマート・マルチバンドシャープ」の「強さ」の影響を「9.0mアップデータ」の状態に変更 ・「共通ダーク/フラット補正」で「ダークライブラリからフラットのダークフレームを取得できませんでした」というエラーが表示されることがある問題を修正 ============================ 9.0nアップデータ: 2023/08/17 ============================ □機能追加・改善 ●詳細編集モード ・「マルチバンド・シャープ」および「シャープ」の「アンシャープマスク」機能における「強さ」に設定可能な最大値を変更 - 直接入力、スピンボタン:20000 - スライダー:100 ・「スマート・マルチバンドシャープ」にて、「半径」の設定に応じて「強さ」の影響を効果的に調整するよう改善 □不具合修正 ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・「画像ファイルを開く」で、パス長が最大値に近いファイルを複数開くと異常終了する ●詳細編集モード ・「レベル調整」で「ピークを表示」を有効にした際、ヒストグラムの両端に表示範囲外の画素値が含まれる ============================ 9.0mアップデータ: 2023/03/27 ============================ □不具合修正 ●画像処理 ・メトカーフコンポジットでステラナビゲータ12を認識しない ============================ 9.0lアップデータ: 2023/03/16 ============================ □機能追加・改善 ●画像処理 ・メトカーフコンポジットでステラナビゲータ12に対応 □不具合修正 ●画像読み込み ・PENTAX K-3 Mark III が出力した一部の PEF 形式ファイルが読み込めない ●画像処理 ・自動位置合わせで180度反転した画像の回転角の検知に失敗する ●詳細編集モード ・バッチコンポジットで一部の画像を除外してコンポジットを行うとアプリケーションが強制終了することがある ・バッチコンポジットでパスが一定の長さを超えるファイルを読み込めない ============================ 9.0kアップデータ: 2022/07/27 ============================ □不具合修正 ●画像読み込み ・OM SYSTEM OM-1 が出力した一部の ORF 形式ファイルが読み込めない ============================ 9.0jアップデータ: 2022/07/22 ============================ □不具合修正 ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・Nikon Z 9 が出力した NEF 形式ファイルを追加するとアプリケーションが強制終了する ============================ 9.0iアップデータ: 2022/07/20 ============================ □不具合修正 ●画像読み込み ・Nikon Z 9 が出力した一部の NEF 形式ファイルが読み込めない ============================ 9.0hアップデータ: 2022/07/12 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・Nikon Z 9 が出力した NEF 形式ファイルの読み込みをサポート □不具合修正 ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・サムネイル色調設定の状態がアプリケーション終了時に保存されない ============================ 9.0gアップデータ: 2022/06/02 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV / PEN E-P7 が出力した ORF 形式ファイルの読み込みをサポート ・OM Digital Solutions OM SYSTEM OM-1 が出力した ORF 形式ファイルの読み込みをサポート ・PENTAX K-3III が出力した PEF 形式ファイルの読み込みをサポート ・SONY α7 IV が出力した ARW 形式ファイルの読み込みをサポート ・SONY α1 が出力した ARW 形式ファイル(Lossless圧縮)の読み込みをサポート※ ベータ版対応 □不具合修正 ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・画像リストにフラット、フラット用ダーク画像を追加すると、自動位置合わせが正常に行われないことがある ●詳細編集モード ・「コンポジット:バッチ」ダイアログで、アクティブ画像に指定した基準点によるずれの計算が行われない ============================ 9.0fアップデータ: 2022/04/21 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・Canon EOS R3 が出力した CR3 形式ファイルの読み込みをサポート ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・CMOS カメラで撮影した画像向けに処理を最適化。色調や階調などが向上 ●詳細編集モード ・「コンポジット」ダイアログに、指定画像のサイズを調整する機能を追加 ・「RGB合成」ダイアログに、各チャンネル画像のサイズを調整する機能を追加 ・「CMY合成」ダイアログに、各チャンネル画像のサイズを調整する機能を追加 ・「コンポジット:バッチ」ダイアログで、ファイルから追加したカラー及びベイヤー配列の FITS 形式ファイルに対して位置合わせ、コンポジット時のメモリ使用量を削減 ============================ 9.0eアップデータ: 2022/03/01 ============================ □不具合修正 ●画像読み込み ・ZWO / Player One CMOS カメラの出力したベイヤー配列のビニング画像が、正常に読み込まれないことがある ・SharpCap 4.0 で撮影した FITS 形式ファイルで、ベイヤー・RGB 変換が正常に行われない ・「読み込み後にオートストレッチを実行」を有効にすると、画像に縦縞のノイズが入ることがある ●動画読み込み ・動画からフレームを読み込んだ際に、フレームの画像位置がずれることがある ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・「サムネイル色調」が正常に働かないことがある ・ベイヤー配列の FITS 形式ファイルをコンポジットするとレベル値が異常になる ・特定の条件下で、メトカーフコンポジットができない ●詳細編集モード ・ワークフローで、ベイヤー・RGB 変換が正常に働かないことがある ・カラー画像を開いた状態で RGB 合成を行うと、アプリケーションが強制終了する ・LRGB/WCMY 合成で、画像の一部しか合成されないことがある ・LRGB/WCMY 合成で、特定のサイズの RGB 画像を選択した際にアプリケーションが異常終了することがある ・選択マスクを使用してフィルタ処理を実行すると、画像が黒く塗りつぶされる ・ホット/クールピクセル除去の演算結果が、特定の条件下で不正な値になる ============================ 9.0dアップデータ: 2021/09/13 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・Canon EOS Kiss M2 が出力した CR3 形式ファイルの読み込みをサポート ・Nikon Z 6II / Z 7II が出力した NEF 形式ファイルの読み込みをサポート ・SONY α7S III / α7C / α1 / α7R III A / α7R IV A が出力したARW 形式ファイルの読み込みをサポート ・SharpCap 4.0が出力するベイヤー配列の FITS 形式ファイルに対応 ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・前処理に「詳細設定」を追加 - フラット補正の「ガンマ」「オフセット」設定をサポート ・前処理の階調設定に「サムネイル色調」を追加 ・画像リストの「並び替え」の項目に「明るさ」を追加 ・Canon CR2 形式ファイル読み込み時のサムネイル表示の画質を向上 ・CMOSカメラのゲインおよび撮像温度の表示に対応 ・自動位置合わせ処理を高速 ・TIFF 形式ファイルの読み込みを高速化 ●詳細編集モード ・「RAW 現像(手動)」および「ベイヤー・RGB変換」の「色調整」に「サムネイル画像の色調に揃える」設定を追加 □不具合修正 ●全般 ・ベイヤー配列の FITS 形式ファイルの現像時、ホワイトバランス設定が正常に働かない ●自動処理モード(コンポジットパネル) ・特定の条件下の画像でコンポジットに失敗することがある ・ステライメージを複数起動してコンポジットを同時に行うと、処理に失敗する ●詳細編集モード ・LRGB/WCMY合成で、合成処理が画像の一部にしか反映されないことがある ・選択マスクを有効にすると、チャンネルパレットの輝度値表示が 0 になる ============================ 9.0cアップデータ: 2021/04/07 ============================ □機能追加・改善 ●画像読み込み ・記録方式が「トップダウン」のBMP形式ファイルに対応 □不具合修正 ●システム ・起動時に仮想メモリ構築に失敗すると強制終了する ・ファイルダイアログで特定サイズの画像を含むフォルダを参照すると強制終了する ●画像処理 ・特定の画像サイズで画像処理を行うと強制終了することがある ●自動処理モード ・特定の環境で作成されたFITS形式ファイルをコンポジットするとレベル値が異常になる ●詳細編集モード ・モノクロモードに切り替えて特定の画像処理ダイアログを開くと強制終了する ・Windows のフォントサイズを切り替えると「FITSヘッダ」ダイアログの文字が重なることがある ・「コンポジット」ダイアログで、自動レベル調整が正常に働かない ・「階調」メニューの「反転」が実行できない ・「ぼかし」ダイアログで、特定の画像サイズで「ガウス」ぼかし処理が遅くなる ・「コンポジット:バッチ」ダイアログで、一部の画像を非選択にして「加算平均(σクリッピング)」「中央値」コンポジットを行うと強制終了する ・画像ウィンドウを右クリックして「フィルタ」メニューを選択した際に「ノイズ低減」が表示されない ============================ 9.0bアップデータ: 2021/02/01 ============================ □機能追加・改善 ●システム ・一部機種のRAW現像処理で表示されるプログレスがアクティブウィンドウを奪う問題の対応 ・バージョン情報ダイアログにシリアルナンバーが表示される問題への対応 ●画像処理 ・ガイド状態評価値の精度向上 □不具合修正 ●システム ・仮想記憶フォルダが削除されずに残る ・仮想メモリが枯渇した状態で画像処理が進むと落ちる ●詳細編集モード ・範囲指定を行った状態で自動レベル調整を行うと落ちる ・カラーバランス調整時、特定の条件で落ちる ・特定の画像サイズでコンポジットを実行すると落ちる ・バッチコンポジットでRAW画像が渡された場合に1つの画像に対して複数回現像処理が走る ============================= 9.0a1アップデータ: 2020/12/28 ============================= □機能追加・改善 ●詳細編集モード ・「コンポジット:バッチ」ダイアログで、ファイルから追加した画像に対して位置合わせを行う場合のメモリ使用量を削減 ●画像処理 ・コンポジットの方式「加算平均(σクリッピング)」「中央値」処理の高速化および安定性の向上 ●動画処理 ・SER形式ファイルのフレーム取得を高速化 □不具合修正 ●自動処理モード ・コンポジットパネルの画像リストに TIFF 形式ファイルを追加すると、アプリケーションがハングアップする ●詳細編集モード ・「画像ファイルを開く」ダイアログで、破損した画像ファイルを含むフォルダを選択すると、アプリケーションがハングアップすることがある ・「画像ファイルを開く」ダイアログで、破損した TIFF 形式ファイルを含むフォルダを選択すると、エラーメッセージが繰り返し表示される ・「RGB3色分解」および「CMY3色分解」で分解した画像の画像情報を表示すると、アプリケーションが強制終了する ・プレビュー表示可能なダイアログで、スライダやトーンカーブ、ボタン等を操作した場合に表示の更新が遅延することがある ●画像処理 ・自動位置合わせで、仮想記憶が不足するとアプリケーションが強制終了する ============================ 9.0aアップデータ: 2020/12/21 ============================ □不具合修正 ●自動処理モード ・コンポジットパネルで「比較明」コンポジットを行うと前処理の「オートストレッチを使う」が正常に機能しない ・画像調整パネルの「カラー調整」のチェックをオフにしても、画像表示ウィンドウの調整結果に反映されないことがある ・画像調整パネルで「スターシャープ」「スターエンハンス」の調整を行うと、画像表示ウィンドウの結果画像に白く格子状の線が表示されることがある ・画像調整パネルの「スターエンハンス」の数値を直接入力して指定すると、「セルフフラット」の調整が実行される。また、指定した値が「セルフフラット」のプリセットに登録される ●詳細編集モード ・画像の一部を範囲選択し、コピーを行うとアプリケーションが強制終了することがある ・「環境設定」ダイアログで、コンポジットパネル「処理画像フォルダ」のデフォルトフォルダが選択肢で重複して表示されたり、消えたりすることがある ・「画像解像度」ダイアログで、幅と高さに大きな値を設定してメモリ不足が発生するとアプリケーションが強制終了する ・L画像とRGB画像を読み込んだ状態で「LRGB/WCMY合成」ダイアログを開くと、アプリケーションが強制終了することがある ・「コンポジット:バッチ」ダイアログで、位置合わせ画像を保存するとき保存先のフォルダを指定すると「パラメーターが間違っています。」というエラーが発生する ・「セルフフラット補正」ダイアログで、スライダの位置によりヒストグラムの縮小ができなくなることがある ・「セルフフラット補正」ダイアログで、「最大値」の値にヒストグラムの範囲外の値を入力すると、スライダが表示されない ・「周辺減光/カブリ補正」ダイアログで、周辺減光のレベル値を示すグラフにおいて水平・垂直の表示を切り替えられない ・「カメラ選択」ダイアログで、機種の一覧が一部文字化けする ●動画処理 ・「手動コンポジット:動画フレーム」ダイアログで、対象フレームリストに追加されたフレーム数が、フレーム選択した枚数より1枚少ない ■お問い合わせ先 お問い合わせは以下の方法で受け付けております。 ・お問い合わせ Web ページ https://www.astroarts.co.jp/official/enquire/input?category=support (返信を受け取るためのメールアドレスが必要です) ・郵便 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル1F 株式会社アストロアーツ ユーザーサポート係 宛 ・FAX 03-5790-0877 ※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。何卒ご了承ください。 以上