天体画像処理ソフト ステライメージ8

よくある質問と回答(FAQ)

RAW 画像をカラー化するとカラーバランスが崩れる

質問

RAW 画像を以下の2通りの手順でカラー化すると、カラーバランスが崩れてしまいます。

  • A. RAW 画像を[画像:○ ベイヤー配列] で開いてベイヤー・RGB 変換する

  • B. RAW 画像を[画像:○ RAW現像], [調整:○手動]の設定で開く

回答

ステライメージでは、色の調整は天体画像処理の一環としてユーザー様の裁量にお任せしたいという考え方から、なるべくイメージセンサーの生の出力を無加工で出すという思想で設計されているため、ベイヤー配列をカラー化する際に色調補正処理を一切行ないません。

そのため、RAW 画像をベイヤー配列で読み込みベイヤー・RGB 変換すると自然な色にはなりません。こちらはソフトの仕様としてご理解いただければ幸いです。

自然な色に近づけたい場合には、上記A.またはB.の手順でカラー化する際に「色調整」ダイアログを以下のように設定していただくと効果がある可能性があります。

ただしこちらは補助的なもので、メーカー様純正の RAW 現像のような綺麗な発色にはなりませんので、この点はご注意願います。

「色調整」ダイアログの開き方

  • 「RAW 画像読み込み設定」ダイアログの、「RAW 現像設定」で「○調整:手動」を選んだ場合;「設定」ボタンをクリックします。

  • 「ベイヤー・RGB変換」ダイアログの場合;「色調整」の「設定」ボタンをクリックします。

「色調整」ダイアログの設定

  • [□ ホワイトバランス調整]
    →[○ 自動] ではうまく判定されないことがあるので[○ 撮影時] の方が自然な色に近づくことが多いです。

  • [□ ガンマ調整]
    →無加工の RAW 画像はガンマが 1.0 になっています。この設定だと暗すぎるので 2 くらいにする方が自然な色に近づくことが多いです。

  • [□ 画像の最小値を減算]
    →画像の一番暗いところが「黒」だと分かっている場合は、こちらをオンにするとカラーバランスが良くなることがあります。

また、自動レベル調整設定が狂っていると、カラー化の際に間違った値で自動レベル調整が行われるせいで見かけのカラーバランスが崩れることがあります。

そのような場合は、メニューバー[階調]-[自動レベル調整設定] で開いた「自動レベル調整設定」ダイアログの [リセット] ボタンをクリックしてから RAW 画像を再度読み込むと改善する可能性があります。