対処
自動計算で選択できるカメラについて、現時点ではステライメージがRAW読み込みに対応したデジタルカメラのみを選択できるようになっています。特に冷却CCDカメラについては機種が大変多く対応が難しいため、ご不便をおかけしますがご了承ください。
ステライメージで読み込みに対応していてかつ自動計算の選択肢にないカメラ機種については、対応カメラリストを手動で編集して追加することができます(詳細下記)。
- 対応カメラリストは、ステライメージのインストールフォルダに格納されています。
ステライメージのインストールフォルダは、インストール時に特に指定を変更していなければ下記になります。
C:\Program Files\AstroArts\stlimg8\
上記フォルダの中にあるファイル「sigccd.txt」が、カメラリストのファイルです。
- sigccd.txtは上記フォルダ内に置いたまま編集しても反映されません。編集する前に、まずファイルをデスクトップなどにコピーします。(バックアップを取ってください)
- ファイルをテキストエディタで開くと、機種リストとチップサイズなどの情報が記述されています。
各項目の意味は下記の通りです。これを参考にして、追加したいカメラの情報を記載します。カンマを消さないようご注意ください。
Maker:メーカー名
Model:機種名
Binning:ビニング値(1 / 2 / 3など)※デジタルカメラの場合は1、冷却CCDの場合はお使いの状況に合わせて設定します
Chip Size:チップサイズ(横×縦)ミリメートル単位
Pixel Size:ピクセルサイズ(横×縦)マイクロメートル単位
Bits:出力ビット数(12 /14 /16)
Max Elec. / A/D Gain Noise:画像復元で使用する値です。任意の行をコピーした値で構いません
- 編集が完了したらファイルを保存し、ステライメージのインストールフォルダに戻します。既存ファイルに上書きする際「アクセス許可を求める」等のメッセージが表示されたら、「はい」を押してそのまま上書きを進めてください。
- コンポジットパネルのカメラ「メーカー」「機種」選択肢に、追加したカメラが加わります。