仙台市と郡山市で天文施設が再開

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【2011年4月14日 仙台市天文台郡山市ふれあい科学館

東日本大震災で大きな被害を受けた地域では多くの天文施設が休館となり、再開に向けて懸命の復旧作業が行われている。4月中には、宮城県の仙台市天文台と福島県の郡山市ふれあい科学館が再開を予定している。


3月11日以降休館していた仙台市天文台では、4月16日(土)からプラネタリウム投影や各種イベントを再開する。再開初日には月や星をテーマにしたコンサートや、土佐誠台長によるトークイベントを実施。口径1.3mの「ひとみ」望遠鏡は調整中だが、移動天文車「ベガ号」や小型望遠鏡での観望会が行われる。

また、プラネタリウム投影や宇宙に親しむための展示を行っている福島県の「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」は4月29日(金・祝)に再オープン予定だ。プラネタリウムのホワイエでは「第2回 ふくしま星・月の風景フォトコンテスト」の作品展が行われており、星や月と福島県のさまざまな風景が織りなす幻想的な世界を楽しむことができる。