メシエマラソン2001
メシエマラソン2001 レポート
ダイニックアストロパーク天究館会場

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※このページは25日朝まで随時更新しました。
(25日午前10時15分 最終更新)


■ 25日午前7時半 結果発表、閉会

記念写真

25日6時30分からは閉会式が行なわれた。ランナーのみなさんには参加賞・賞品のが配られ、初参加の方には感想を述べていただくなどした。

さて、今年のダイニックアストロパーク天究館でのメシエ天体最多確認数は、大阪から参加の中崎さんの記録で53天体となった。かなりの悪天候の中、すばらしい記録といえるだろう。

すでに外は小雨が降り始めるという天候になっていたが、最後に天究館をバックに記念写真を撮影して、今年のメシエマラソンは幕を閉じた。

トップの中崎さん 初参加のみなさん
画像左: トップの中崎さん (左) と、アストロアーツ木下 (右)
画像右: 初参加のみなさん。


■ 30時前 薄明、レース終了

30時前

すでに薄明が始まり、あたりはずいぶん明るくなってきた。天候は依然回復しそうになく、すでに「雨でも降られたらたいへんですわ」と、ほとんどのランナーが機材の撤収を終わっている。天究館屋上には、もうわずかな機材しか残されていない。このまま、タイムアップということで、レースは終了だ。


■ 28時 無念、ついにレース継続が不可に

24:00〜26:00の間、星が薄雲に見え隠れする状況が続き、走るに走れないというコースにランナーは悪戦苦闘することとなった。

自動導入機の使用でも、「明らかにまわりの恒星から視野の中にメシエ天体があるはずなのに見えない」というランナーが続出、さらに26時台になると星もほとんど見えなくなりついにレース継続が不可能な状況となってしまった。

すでにリタイヤしたランナー多数で、わずかにエキスパートが数名、空をにらみながら待機しているものの、天候回復は難しそうだ。


■ 24時前 悪天候の中、レースは続く

24時前 空はほぼ全面曇りという状況だが、わずかに雲の薄いところ(透明度が悪く晴れ間とは言い難い)があり、エキスパートのランナーたちの望遠鏡が迷走する。この条件下では、自動導入望遠鏡が有利だが、もちろん雲の薄いところにどんなメシエ天体があるのかを把握していないとむずかしい。

昨年のメシエマラソン2000で自動導入を利用したサイバーアシスト部門でメシエマイスターに輝いた田名瀬さんでも現時点で30天体。この後のレース展開が、まったく読めないまま日付が変わろうとしている。



■ 21時 あいにくの天候

21時 21時

ダイニックアストロパーク天球館では、17名のランナーが日没後から出走したが、天候が不安定で、コース上は時折明るい星が見える程度。残念ながら、淡いメシエ天体は、探すのが困難となっている。すでに一部のランナーの口から、リタイヤ宣言が出るなど、波乱なスタートとなった。

天究館のスタッフにアシストされてメシエ天体を探すビギナーコース参加のランナーは、すでに一等星、二重星マラソンに転向している人さえいるという状況だ。


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