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Mathematicaに天文アプリケーション登場


Wolfram Researchは、 数学計算ソフトとして有名なMathematica上で動作するアプリケーション 「Scientific Astronomer」を、今四半期中にリリースする予定だ。

Scientific Astronomerは、星図、惑星、日月食、人工衛星などの計算機能を持ち、 Mathematicaの特徴である高機能なグラフィックを使って 計算結果を表示することができる。 任意の場所から見た天体の位置や天文現象を正確に求めたり、 観測に最適な日時や場所を知ることも可能。 7.5等級までの9,000個以上の恒星などの天体のデータを持ち、 さらに自分でデータを追加すれば、新彗星や今後打ち上げられる人工衛星の 観測用にファインディングチャートを作成することもできる。

これまでの天文ソフトのように星図や木星のガリレオ衛星、 大赤斑などの表示ができるほか、日食時に月が地球上につくる影の動き、 3次元表示による惑星・彗星の運動などをシミュレートすることもできる。

Scientific Astronomerは、Mathematica 3.0 以上の動作するプラットフォームで 使用可能。

Wolfram Research のページ(http://www.wolfram.com/)には、 Scientific Astronomer の機能詳細やサンプルイメージ、動画などが掲載されている。

国内のMathematicaの主な取扱代理店は以下の通り:



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