1月号掲載作品


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K-PAX


K-PAX
光の旅人 K-PAX (2002)

監督 イアン・ソフトリ−
出演 ケビン・スペイシー/ジェフ・ブリッジス
ストーリー

精神科医マーク・パウエルは、身元不明の患者プロートの担当医となる。
プロートは 「自分は、地球から1000光年離れたK-パックス星から、光エネルギによってやって来 た異星人だ」と主張する。
天文学者に問い合わせてみると、その惑星はまだ学会にも 発表していない発見されたばかりの惑星系だと言う。
しかも、プロートは学者達の前 で、惑星系の軌道を理路整然と解説してみせたのだ。はたしてプロートは、特異な精神異常者なのか?それとも宇宙人なのか・・・?


てつべぇコメント

『光の旅人』は、ジャンルとしてはSF/地球外生命ものですが、異星人の姿が登場 せず、SFXもほとんど使われていない、人と人との絆や癒しを描いた感動のヒューマンドラマです。
この作品はシナリオが良く出来ていて説得力があり、話が進むうち、もしかしたらプロートは本当に宇宙人なのではないかと思えてきます。
また、物語は途中から思わぬ展開を見せます。そのサスペンスタッチなどんでん返しも、見所の一つでしょう。
ぜひ御紹介したいのが、作品中に登場するのがウイルソン山天文台だという事です。
また、プラネタリウムのシーンに登場するのは、ニューヨーク自然史博物館に新設されたローズセンター。
展示室やカールツアイス・モデル9型が出てきます。
この映画は、観終わった人を優しい気持ちにしてしまう、そんな作品です。
ぜひお試しを。


企画構成 ☆☆☆☆
ストーリー ☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆



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