8月掲載作品


採点基準イメージ

カプリコン1

カプリコン1

カプリコン1(1978) 

監督 ピーター・ハイアムズ
出演 エリオット・グールド
    ジェームズ・ブローリン
    カレン・ブラック

ストーリー

人類初の有人火星探査船カプリコン1が打ち上げられ、火星から宇宙飛行士が火星に降り立つ映像を送ってきた。
しかし、この映像は失敗を恐れたNASAが、地球のスタジオで撮ったでっちあげだった!

てつべぇコメント

SF映画と言うより、サスペンス・アクションの色が濃い作品。惜しむらくは、火星探査ロケットや着陸船が、アポロそのままという事だろう。この時代の映画は、特撮よりも、ストーリーやアクションに力が入っていたように思う。だからだろうか、ドラマが面白い。本誌にも書いたが、ロードショーで見た頃は、大変リアリティーがあった。月に唯一人間を送り込んだアメリカで制作されたからこそ、説得力があったのだろう。映画としては、おすすめの一本。

総合評価 ☆☆☆★
企画構成 ☆☆☆☆
ストーリー ☆☆☆☆
特撮
スカイアクション ☆☆☆☆
ビジター・フロム・マース

ビジターフロムマース

ビジターフロム・マーズ(1996) 1h46

監督 ティム・バートン
出演 ジャック・ダニエル
    グレン・クローズ
    ナタリ−・ポートマン

ストーリー

ある日、宇宙から地球へ未確認飛行物体が着陸した。
現場へ駆けつけてみると、それは人類が火星へ探査の為に送り込んだバイキング2号だった。
火星にあるはずのバイキングが、何故ここにあるのか?
いったい誰が何の目的で・・・

てつべぇコメント

わたくしは、まずタイトルバックでまずガッカリ。未確認飛行物体が地球に落下してくる状況を無線の交信で描いているが、ここはちょっとでも良いから、らしい映像を見せてほしかった。この作品で、特筆すべきは、バイキングのモックアップの出来映えだろう。本物を作った制作会社から、借りて来たのではないかと思える程、精巧に出来ているし、機能にも精通している。ただ、実物に付いているはずの保護カバーが初めから無いのは、バイキングを知る者には逆効果だった気がする。また、エイリアンの形態を何故、ケンタウルスをイメージさせる様なモノにしたのか理解出来ない。何の伏線も無いし。この生物は、いったい何者で、どうやってバイキングを地球へ無事着陸させる事が出来たのだろうか・・・?

総合評価 ☆☆★
企画構成 ☆☆
ストーリー
SFX ☆☆☆☆

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