AstroArts Topics

ヘッドライン

2024年1月1日 初日の出

2023/12/22
一年の始まりの朝、初日の出。夜空を見上げることが多い天文ファンも、この日ばかりは日の出を待ってみよう。

2024年1月の星空ガイド

2023/12/22
主な現象/金星(未明~明け方)、木星(夕方~未明)、土星(夕方~宵)/1日:初日の出/4日:しぶんぎ座流星群が極大/9日明け方:細い月と金星が並ぶ/12日:水星が西方最大離角/14日:細い月と土星が接近/18日:月と木星が接近/28日ごろ明け方:水星と火星が大接近

惑星分光観測衛星「ひさき」運用を終了

2023/12/20
10年以上にわたり観測を行ってきた日本の惑星分光観測衛星「ひさき」の観測運用が終了した。

こだわり天文書評『賢治と「星」を見る』など6冊

連載・読み物
2023/12/20
星ナビ2023年12月号「ほんナビ」の『アンドロメダの涙』『賢治と「星」を見る』など6冊のレビューを公開。

金星の赤道ジェットの生成・変動メカニズムを解明

2023/12/19
探査機「あかつき」が発見した金星「赤道ジェット」の生成・変動メカニズムについて、数値シミュレーションによる研究成果が発表された。地球には存在しない様々なタイプの惑星規模波が金星に存在することを示唆する結果が得られている。

星座八十八夜 #49 小熊の反対側にはキリン「きりん座」

連載・読み物
2023/12/19
冬の北極星の真上に、逆さまになったキリンの星座があります。

初期宇宙の銀河に予想以上に多く窒素が存在

2023/12/18
129億年から134億年前の宇宙に、炭素や酸素に対する窒素の比率が天の川銀河の3倍以上もある銀河が発見された。従来の理論では説明できず、超新星爆発以外の元素供給メカニズムがあるのかもしれないという。

宇宙線電子の高エネルギースペクトルに、ほ座超新星残骸が大きく寄与

2023/12/18
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の宇宙線電子望遠鏡「CALET」が、7.5TeVに至る宇宙線電子のエネルギースペクトル測定に成功した。高エネルギー領域では電子加速源候補として「ほ座超新星残骸」の寄与が大きい可能性が示唆されている。

リュウグウの岩石試料が始原的な隕石より黒いわけ

2023/12/15
リュウグウ試料と始原的なCIタイプ隕石はよく似ているとされるが、リュウグウ試料のほうがずっと黒い。隕石を加熱して比較した実験から、隕石は地球落下後に明るくなったとみられ、その母天体は本来黒かったと示唆されるという結果が得られた。

西村さんが初の超新星発見、板垣さんは通算176個目の発見

2023/12/15
静岡県の西村栄男さんが12月7日、おとめ座の銀河に超新星2003zvqを発見した。彗星など多数の新天体を発見してきた西村さんだが超新星発見は初めて。また、山形県の板垣公一さんは9日、おとめ座の銀河に超新星2023zgxを発見した。板垣さんの超新星発見は今年6個目、通算176個目。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

星座八十八夜 #48 神と人間の双子「ふたご座」

連載・読み物
2023/12/15
「冬の大六角形」の東側にあるのが〈ふたご座〉です。頭の星カストルとポルックスは、ギリシア神話の双子の名前にちなんで付けられています。ほとんど同じ明るさで、銀色と金色に並んで輝きます。

2023年12月23日 こぐま座流星群が極大

2023/12/15
12月23日、こぐま座流星群の活動が極大となる。23日未明から明け方が見ごろだが、数は少ない。

2023年12月22日 ベスタがオリオン座で衝

2023/12/15
2023年12月22日、小惑星ベスタがオリオン座で衝(太陽‐地球‐ベスタがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

天体撮影ソフト「ステラショット3」本日発売!

2023/12/13
天体撮影ソフト「ステラショット」の最新版「ステラショット3」が、本日12月13日(水)に発売されました。同時に「3.0aアップデータ」やGearBox用の新ファームウェアを公開しました。また、本日19時よりYouTubeライブにて「新発売スペシャルライブ」も実施します。

「はやぶさ2♯」の目標天体2001 CC21命名キャンペーン

2023/12/13
探査機「はやぶさ2」が2026年7月にフライバイ予定の小惑星「2001 CC21」の名称を募集するキャンペーンが始まっている。締め切りは2024年5月9日。

小惑星レオーナによるベテルギウスの食、世界各地で観測

2023/12/12
史上初となる「小惑星によるベテルギウスの食」が予報された12日、世界各地で観測が行われた。赤色超巨星ベテルギウスの視直径が、その前を通過した小惑星レオーナの視直径を上回る「金環食」となった可能性が高い。

遠方宇宙に多数の活動的な大質量ブラックホールが存在

2023/12/12
120~130億年彼方の遠方宇宙に、従来予想の50倍に当たる10個の活動的な大質量ブラックホールが見つかった。誕生から20億年程度の初期宇宙に、すでに多数の大質量ブラックホールが存在していたことを示す成果だ。

星座八十八夜 #47 馬車をあやつり天を駆ける王「ぎょしゃ座」

連載・読み物
2023/12/12
子ヤギを抱いた老いた王の姿をした星座です。明るい星が多く、見つけやすい形をしているのですが、意外と知られていません。全天で一番北にある1等星のカペラが目印です。

100年前の黒点観測記録が太陽活動の長期変動の研究に貢献

2023/12/11
三澤勝衛さんによる約100年前の黒点観測記録を現行のものと比較した結果、13年にわたる長期安定性が確認され、長期の太陽変動に関する参照データとしての重要性が認識された。

天の川銀河中心の100億歳の星は別の銀河からやってきたか

2023/12/08
天の川銀河の中心にある恒星をすばる望遠鏡で観測したところ、この星の年齢が100億歳以上で、別の矮小銀河で誕生したものらしいことが明らかになった。