AstroArts Topics

キュリオシティ

キュリオシティ、火星着陸から10年

2022/08/08
NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星着陸から10年を迎えた。機器の故障などを乗り越え、現在も新たな探査地域に向かっている。

火星地表の炭素に、生命の痕跡と似たパターン

2022/01/25
NASAの火星探査車キュリオシティがゲールクレーターで採取したサンプルに含まれる炭素の同位体比は、地球では生物の活動後に残る炭素の割合に類似していることがわかった。

太古の火星は温暖化と寒冷化を繰り返していたかもしれない

2020/05/27
NASAの火星探査車「キュリオシティ」が、太古の火星に水が数百万年も流れ続ける温暖な時期があった証拠と湖が凍ってしまう寒冷な時期があった証拠を発見した。

キュリオシティが火星で過去最高濃度のメタンを検出

2019/07/01
火星探査ローバー「キュリオシティ」によって、これまでで最も高い濃度のメタンが火星大気から検出された。しかし数日後には平常時のレベルにまで下がったという。

キュリオシティが来た道は、意外に低密度の地だった

2019/02/01
火星探査車「キュリオシティ」が数年にわたって走行してきたシャープ山のふもとが、意外に密度の低い場所であることがわかった。クレーターの中央にあるこの山がどのように出来たのかを探るヒントになる成果だ。

キュリオシティが発見、火星の古い堆積岩中の有機分子や大気のメタン濃度の季節変化

2018/06/13
NASAの火星探査車「キュリオシティ」が、約30億年前の堆積岩から有機分子を発見した。また、大気中のメタン濃度が季節変化することも発見した。

キュリオシティ、新しい方法で火星の岩石を掘削

2018/05/30
2016年12月にドリルが故障した火星探査車「キュリオシティ」が5月20日、新しい方法でドリルを使って岩石に深さ約5cmの穴を開けることに成功した。

キュリオシティの5年半の旅路を振り返る

2018/02/02
NASAの火星探査車「キュリオシティ」がシャープ山の尾根「ヴェラ・ルービン・リッジ」から撮影したパノラマ画像が公開された。キュリオシティが着陸から現在までの5年半の間に訪れた主な地点を一望できる。

火星探査機MROが撮影した火星探査車「キュリオシティ」

2017/06/23
火星探査機「マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)」が、岩だらけの山腹を移動中の火星探査車「キュリオシティ」をとらえた画像が公開された。

「キュリオシティ」、火星探査の次章へ

2016/10/07
火星着陸から4年以上が経過した探査車「キュリオシティ」のミッションは10月1日から2年の延長期間に入り、新たな章のスタートを切った。これまで訪れた中でおそらく最も景色の良い場所を後にしたキュリオシティは、次なる目的地を目指して移動中だ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

過去の火星大気は酸素が豊富だったかもしれない

2016/07/01
火星探査車「キュリオシティ」が酸化マンガンを発見した。過去の火星の大気中には現在より豊富に酸素が存在していた可能性を示すものだ。砂の模様からも火星の歴史を知る手掛かりが得られている。

火星探査車キュリオシティ、予想外の鉱物を発見

2016/06/27
火星のゲール・クレーターで調査を続けている探査車「キュリオシティ」が鱗珪石という鉱物を発見した。火星では起こらなかったと考えられている高温の火山活動で作られるはずの鉱物が存在するということは、火星の歴史を考え直す必要があるのかもしれない。

火星のサンプルから、生命活動に重要な硝酸塩の証拠

2015/03/25
火星がかつて生命に適した環境だったという証拠がまたひとつ見つかった。NASAの火星探査車「キュリオシティ」が採取したサンプルから、地球上の生物にとって重要な硝酸塩が存在する証拠が得られた。

「キュリオシティ」、サンプル採取装置にショート発生

2015/03/10
火星探査車「キュリオシティ」のサンプル採取装置に電気ショートが発生している。検証の結果、掘削用ドリルの振動機構に問題がある可能性が高いという。

火星で一時的に急増したメタンと有機分子の発見

2014/12/17
NASAの探査車「キュリオシティ」が火星の大気を20か月かけて調べた結果、メタンの量が、ある期間だけその前後に比べ10倍も増加していることがわかった。また、ドリルで穴を開け採取した粉状の岩石サンプルからは、有機分子も検出された。

火星のクレーターをかつて満たした湖

2014/12/10
火星探査車「キュリオシティ」の調査から、かつてクレーター内に大きな湖があり、30億年以上前に枯渇と充満を繰り返した時期があったことがわかってきた。