AstroArts Topics

その他

アレシボ天文台の305m電波望遠鏡が解体へ

2020/11/27
60年近くにわたり電波天文学をけん引してきたアレシボ天文台の305m電波望遠鏡について、今年8月と11月に破損した箇所の修復が困難であることなどを理由に、解体されることが決定した。

【訃報】ニュートリノ天文学の基礎を確立しノーベル賞、小柴昌俊さん

2020/11/16
カミオカンデで超新星からのニュートリノを検出し、2002年にノーベル物理学賞を受賞した物理学者の小柴昌俊さんが11月12日に逝去した。享年94。

日本天文遺産にキトラ古墳天井壁画など3件認定

2020/09/15
日本天文学会は第2回目の「日本天文遺産制度」の遺産として「キトラ古墳天井壁画」「明治20年皆既日食観測地及び観測日食碑」「6mミリ波電波望遠鏡」を認定した。あわせて、天体発見賞等の受賞者も発表されている。

【訃報】星になられた小石川正弘さん

2020/08/31
惑星観測や新天体捜索で活躍され天文普及に尽力された仙台市天文台元職員の小石川正弘さんが8月26日に亡くなった。享年68。

【訃報】アポロ15号の宇宙飛行士アルフレッド・ウォードンさん

2020/03/23
アポロ15号の司令船パイロットを務めた元宇宙飛行士のアルフレッド・ウォードンさんが3月18日に亡くなった。享年88。

2021年の暦要項発表、日本からは月食が2回

2020/02/03
国立天文台から、来年2021年の「令和3(2021)年暦要項」が発表された。5月26日に全国で月食の皆既食が見られる。伝統的七夕は8月14日、中秋の名月は9月21日。

新星発見日本一の大ベテラン、椛島冨士夫さん引退宣言

2020/01/20
新天体捜索家として知られる椛島冨士夫さんが80歳の誕生日を機に捜索活動を引退された。佐賀県みやき町在住の椛島さんは、西山浩一さんとのコンビで多数の新天体を発見している。

2019年 天文宇宙ゆく年くる年

2019/12/27
ブラックホールの撮影や「はやぶさ2」リュウグウ着陸、ノーベル物理学賞など、さまざまな話題に沸いた2019年の天文ニュースを振り返るとともに、2020年のおすすめ天文現象もチェックしよう。

相馬さんが星食観測への貢献で「ホーマー・ダボール賞」受賞

2019/12/06
国立天文台の相馬充さんが、星食の観測研究で顕著な貢献をした研究者や観測者に贈られる「ホーマー・ダボール賞」を受賞した。

【訃報】流星天文学の発展や天文普及に貢献、長沢工さん

2019/10/30
10月28日、流星天文学の研究や天体力学、天文計算に関する多くの著作で知られる天文学者の長沢工さんが死去した。享年87。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

【訃報】人類初の宇宙遊泳に成功、アレクセイ・レオーノフさん

2019/10/21
1965年に世界初の宇宙遊泳に成功した旧ソ連の宇宙飛行士、アレクセイ・レオーノフさんが死去した。享年85。

木曽観測所の統合システム「トモエゴゼン」が観測運用を開始

2019/10/03
東京大学木曽観測所の105cmシュミット望遠鏡用の新観測装置「トモエゴゼン」が完成した。この10月から本格稼働を開始する。

トモエゴゼン、センサー84枚のフル構成で初観測

2019/05/07
東京大学木曽観測所の105cmシュミット望遠鏡用超広視野カメラ「トモエゴゼン」のフルモデルが完成し、初観測が行われた。

天文と宇宙で振り返る、平成の31年

2019/04/26
5月1日に改元を迎え、令和の時代が始まる。「平成」の31年という時間は人生のほぼ一世代分。これを機会に、壮大な天文・宇宙の世界をあえてこの日本独自の区切りで振り返ってみよう。令和の楽しみな天文現象も紹介。

【訃報】日本天文学界のリーダー、海部宣男さん

2019/04/15
国立天文台台長、ハワイ観測所所長、国際天文学連合会長などを歴任した、国立天文台名誉教授の海部宣男さんが4月13日に75歳で永眠されました。

日本天文遺産に「明月記」と福島県「会津日新館天文台跡」を認定

2019/03/20
日本天文学会が創設した「日本天文遺産制度」の第1回目の遺産として、超新星や日食などの天文現象を書き留めた藤原定家の日記「明月記」と、会津藩の藩校・日新館に付属した「会津日新館天文台跡」が認定された。

2020年の暦要項発表、夏至の日に全国で日食

2019/02/01
国立天文台から、来年2020年の「平成32(2020)年暦要項」が発表された。6月21日の夏至の日に全国で日食の部分食が見られる。伝統的七夕は8月25日、中秋の名月は10月1日。

星や星座にちなんだ海底地形名が追加

2019/01/11
2018年10月に行われた海底地形名小委員会の会議において、日本が提案した星や星座などにちなんだ海底地形の名称が承認された。これまでにも惑星や星の名前にちなんだ名称が付けられてきており、今回はそれに追加された形となる。

2018年 天文宇宙ゆく年くる年

2018/12/27
火星が大接近し、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに到着した2018年。皆既月食から隕石落下までさまざまなトピックで沸いた一年をおさらいし、2019年注目の天文現象をチェックしよう。

「はやぶさ2」プロジェクトチームの吉川さん、Nature誌「今年の10人」に選出

2018/12/21
科学誌「Nature」が選ぶ「今年の10人」の一人に、探査機「はやぶさ2」プロジェクトチーム ミッションマネージャーの吉川真さんが選出された。