冬の天体観測が100倍楽しくなるアウトドアグッズ

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年が明けてからぐっと寒くなり、冬を感じる日々。たかのです。

冬といえば……天体観測!冬キャンプ!山!アウトドア最高!!!!!!!

夏もよいですが、神奈川県の丹沢へ行き、見事ヤマビルにやられて怒り心頭の帰り道を経験した私は、ヤマビルが身を潜める冬が待ち遠しくて仕方なかったのです。(言うまでもなく、冬の星のきらめきや、寒い中の焚き火が好きというのもあります)

たかの
たかの

足首にヤマビルがくっ付いているのを見た私は「火で炙ればすぐに取れるのだ!」と知識を元に冷静に対処したはずでしたが、それを見ていた友人からは「めちゃくちゃパニックになってて笑った」と言われました。

~ 余談 ~

ヤマビルが集まる場所と理由は?という疑問を「子どもヤマビル研究会」さんが研究した記事が面白かったのでご紹介します。子どもながら立派に地質学に繋がるところが激アツです。

ヤマビルが集まる場所と理由は? 御在所岳より藤原岳の方が、ヒルが多いワケ
同じ鈴鹿の山なのに、ヒルの多い山と少ない山があるのはなぜ? そんな質問を受けた「子どもヤマビル研究会」が、いくつかの着目点をもとに検証。山中のヒルを徹底観察して分かったこととは?

さて、本題に戻りましょう。アウトドアが趣味になってから、本当にたくさんの物を買うようになりました。それまでは通販、所謂「ポチる」ということをまったくしなかったのですが、いつの間にか好きなブランドのサイトを巡回し、気になるものがあればSNSでレビューを見て、商品紹介動画を見て、「ふ~ん(欲しい…)」と心の財務省に予算申請する日々になっていました。

たかの
たかの

承認してもらえる確率は2割くらいです……

今回は、私が購入した中でも特におすすめの「冬の天体観測が100倍楽しくなるアウトドアグッズ」をご紹介します!欲しいものがありましたら、心の財務省に予算申請してみてくださいね。

寝転がって星空を堪能「エアーマット&コット」

天体観測をするときに、誰もが思うこと。

首が…首が疲れる

これは切実な悩みです。数分空を見上げては休憩して、また見上げては休憩してを繰り返している方も多いのではないでしょうか。より楽な体制で天体観測ができるものとして椅子もありますが、寝転がって天体観測ができる「エアーマット&コット」を私は強くおすすめしたいです。

2つのうち、コンパクト・設営が楽・安価なのはエアーマットです。

膨らますの大変じゃない?

……というイメージもありますが、袋から出して置いておくだけで自動的に膨らむインフレータブルマット」と呼ばれるものもあります。私が持っているのは残念ながらインフレータブルマットではないのですが、空気入れが本体に組み込まれていて、軽い力でぷしゅぷしゅするだけで膨らんでくれるので、これでもわりと十分ではあります。

さらに寝心地を求めたい方はコットをおすすめします。エアーマットより少し値が張りますが、どれだけ地面が凸凹でも「石が体に刺さって痛い!」と思うことなく寝転がることができます。

ただし、買ったあとで気が付いたことがあり、コットの組み立てはとにかく力が必要です。力の無い私は毎回苦労して組み立てることになり、簡単に装着できる構造になっているものを買えばよかったな~と思ったので、購入を検討されている方は参考になれば幸いです。

寝転がるだけで、ゆったりといつまでも星空を堪能できる。特に流星群の観測は全天を長時間観測しなければならないので、うってつけです!

極寒でもへっちゃら「電熱ベスト」

真夏のうだるような暑さでも、山に登るとひんやりと涼しく、上着が必要かな?という時もありますよね。それが冬になると、下手をすると凍死もありえる極寒になります。

私の極寒の経験はいくつかありますが、その中でも特に泣きそうになったものをご紹介します。

数年前の9月にキャンプデビューをして、1か月後の10月に2回目のキャンプへ出かけました。10月とはいえ日中はまだまだ暑く、デビューして間もない私は、恐ろしいことに夏装備で挑んだのです。夕方までご飯を作りながらお酒を飲んだりしてそれはそれは楽しいキャンプでしたが、日が沈むとぐんぐん気温が下がってきます。

  • 昼と夜の寒暖差で装備が結露で濡れ始める
  • 薪も濡れ始める → 火が消える(ティッシュすら燃えないレベル)
  • テントへ逃げ込むもペラペラの夏寝袋で一向に暖まらない

ということで、一睡もできない極寒の夜が始まりました。はっきり言って地獄です。冷え切った寝袋の中で縮こまり、ガタガタ体を震わせながら、私は強く誓います。

たかの
たかの

今日無事に生きて帰られたら、防寒グッズを調べて絶対に買ってやる!!!

あれから数年後。にこにこ笑いながら雪中キャンプをする私の姿がありました。前置きが相当長くなりましたが、ここで購入したものは「電熱ベスト」です!

今の時代、大半の人が持ち歩いているモバイルバッテリーを、電熱ベストから出ているUSBに繋げてスイッチをオンにすると、お腹から首元までじんわりと暖かくなる優れもの。これだけでも感動なのですが、私が購入したものは、3段階の温度調整機能、さらには前面と背面のスイッチが分かれているという使いやすさ!背中だけやけに寒いとかありますので、これは便利でした。

胸元に前面と背面の電源ボタンがあります。赤色が高温、白色が中温、青色が低温の3段階で調整できます。

疲れたらほっと一息「シングルバーナー」

淹れたてのコーヒーを飲みながら天体観測……アウトドアの憧れですよね。飲み物だけではなくて料理もできますし、これを持って行くだけでアウトドアの質がワンランク上がります。

これだけでアウトドア感満載!(安全のためガス缶の蓋をしたまま撮影しています)
私が持っているものはモバイルバッテリーと同じ大きさくらいに分解&折りたたむことができます。車無しキャンパーにはありがたい。

正直、アウトドア料理と言うとアヒージョやらパエリアやらお洒落なものを目指したくなりますが、冬の寒空の下で食べるカップラーメンがいちばん美味いです(異論は認めます)。

寒いのは人間だけではない「レンズヒーター」

極寒の中、ガタガタと震えて泣きそうになるのは人間だけではありません。撮影するためのカメラのレンズも、撮影しているうちに、あれ、なんだか濡れて……これも結露です。せっかく機材を持ってきたのに、結露で撮影できないのは悲しいですよね。

レンズの結露には「レンズヒーター」が効果抜群です!仕組みは人間の電熱ベストと同じ。電熱線部分をレンズに取り付けてモバイルバッテリーに接続すると、じんわりとレンズを温めて結露を防止してくれます。

Aquila レンズヒーターEH

アストロアーツオンラインショップでも取り扱っていますので、気になる方は以下のリンクよりぜひお買い求めください。

https://www.astroarts.co.jp/shop/item/?o=heater_aquila_eh

最後に

いかがでしたか? 思い切ってNew Gear!するのが趣味の醍醐味。今回ご紹介したグッズでみなさんの天体観測が少しでも快適になれば幸いです。

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