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2005年3月29日 金星が外合

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

年初めのころから、夜明け前の東天で明けの明星として見えていた金星が、3月29日に太陽の向こう側にまわって外合となり、それ以後はいよいよ宵の明星として夕方の西天に姿を見せるようになってくる。といっても、以降の夕空での見え方は金星の高度があまり高くならない状態の続く見え方となるので、ちょっとさえないかもしれない。金星が東方最大離角になるのは11月4日で、最大光度になるのは12月9日となる。外合後の金星が人目につきはじめるのは、夏のころになってからのことだろう。